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メンテナンスノートとは|売却に必要?査定への影響や再発行方法

メンテナンスノートとは|売却に必要?査定への影響や再発行方法

車検の書類

 

メンテナンスノートはメーカーの保証書と点検整備記録簿がセットになった冊子で、その有無により売却時の査定額が変わります。ここでは、メンテナンスノートの必要性や紛失時の対処法、さらに中古車を買うときにメンテナンスノートのある車を選ぶべきか否かも解説しています。

メンテナンスノートとは?

メンテナンスノートの内容の説明図

メンテナンスノートとは、自動車メーカーの保証書と点検整備記録簿がまとめられた冊子です。以下のような内容が掲載されています。

  • メーカー保証の期間と内容
  • 点検整備の時期と項目
  • 日常点検整備の項目と方法
  • 点検整備の記録(随時記入)

一般には車のダッシュボード内などで保管され、保証対象の修理や定期点検を受ける際に提出します。

保証書とは

保証書は、メーカー保証の内容と有効期間を記載した書類です。保証期間内であれば無償で修理を受けられる内容も多いですが、保証の適用には原則として保証書および点検整備記録簿が必要です。

保証書は再発行できる場合がありますので、紛失した際はディーラーに相談してみましょう。中古車で購入時点から保証書がない場合も、新車時の販売店が分かれば再発行できることがあります。

点検整備記録簿とは

点検整備記録簿は、その名の通り車両の点検や整備の内容を記録するものです。主な記載内容は以下の通りです。

  • 点検/整備の実施日
  • 点検/整備時の総走行距離
  • 点検/整備の内容と結果
  • 点検/整備の実施業者の情報

法律で定められた定期点検のほか、臨時点検や日常点検の結果を記録する欄もあります。販売店やその他の業者に点検/整備を依頼する際に、点検整備記録簿を提出します。

常時携行の義務がある

車の使用者には、メンテナンスノートを常時携行することが道路運送車両法で義務付けられています。

違反した場合に違反点数や罰金が科されることはありませんが、修理や車検などの際に必要となるため、必ず車内で保管しましょう。

売却時にメンテナンスノートは必要?

自動車整備保証書

ここでは、車売却時におけるメンテナンスノートの要否や査定額への影響を解説します。

なくても売却は可能

紛失などによりメンテナンスノートがない状態でも、車の売却は可能です。
基本的に、売却の必要条件は①自動車税/軽自動車税が納付済みであること、②名義変更の必要書類が揃っていることの2点であり、メンテナンスノートは名義変更に不要だからです。

実際に、中古車として販売されている車にもメンテナンスノートを備えていない車両が存在します。

ないと査定額は下がる

メンテナンスノートがなくても売却は可能ですが、ないと車の査定額は下がります。高年式車ではメーカー保証の期間が残っていることがありますし、車両の点検・整備状況を証明できる書類でもあるからです。

中古車の査定基準として、メンテナンスノートがない場合は最低10点、最大40点の減点となっています。1点は1,000円として計算されるため、メンテナンスノートの有無で査定額は1~4万円ほど変わる可能性があります。

メンテナンスノートと取扱説明書があれば加点
前述の査定基準では、メンテナンスノート(保証書+点検整備記録簿)と取扱説明書が揃っている場合は10点の加点としています。

メンテナンスノートがない時の対処法

車検証(自動車検査証)、自動車整備記録簿、車検ステッカーのアップ

ここでは、メンテナンスノートがないと気づいたときの対処法を解説します。

再発行の可否はケースバイケース

保証書や過去の記録を記載した点検整備記録簿を再発行/復元できるかは、場合によります。

保証書については、販売店にデータが残っていると再発行できる可能性があります。一方、点検整備記録簿は原則として再発行されません。しかし、点検・整備を受けた整備工場にデータが残っていれば、記録を復元してもらえる可能性があります。

保証書の再発行は販売店に問合せ

前述の通り、保証書は販売店にデータが残っていると再発行できる可能性があります。

国産の自動車メーカーの多くは「保証を受けた本人の申し出であること」を条件に再発行を受け付けています。ただし、保証期間を過ぎていると再発行できないメーカーもありますので、ディーラーに問い合わせてみましょう。

中古車で保証書がない場合も、先にご紹介したように新車時の販売店が分かれば再発行できるケースがあります。

点検整備記録簿の復元は依頼先に問合せ

点検整備記録簿には、基本的に再発行という概念がありません。しかし、点検/整備を行った整備工場に記録が残っていれば、データを復元してもらえる可能性があります。点検・整備の依頼先に問い合わせてみましょう。

白紙の点検整備記録簿は入手可能
記入済みの点検整備記録を復元できるか否かは場合によりますが、今後の記録を記入するための点検整備記録簿(用紙)は簡単に入手できます。ディーラーや運輸支局、整備工場で購入できるほか、ネット上でもダウンロードが可能です。

車の売却時に必要な書類・もの

前述の通り、メンテナンスノートがなくても車の売却は可能です。ただし、以下の書類やものについては、車の所有者が事前に用意する必要があります。

普通車 軽自動車
車検証
自賠責保険証明書
リサイクル券
※預託済みの場合
自動車税納税証明書/軽自動車税納税証明書
印鑑登録証明書
※発行後1か月以内、2通
実印
印鑑(認印可)
※販売店による
振込口座情報

なお、車検証に記載の住所や氏名が変わっている場合は、上記以外にも追加の書類が必要です。追加書類が必要なケースや各書類の再発行方法は、以下の記事で解説しています。

Q. 査定額アップにつながるグッズは?

売却時に以下のものが揃っていると、査定額アップにつながりやすいです。

  • メンテナンスノート
  • 車の取扱説明書
  • スペアキー
  • カーナビやETC車載器(純正だとなお良い)
  • その他フロアマットなど

Q. 車を高く売るためのコツは?

愛車を高く売るための対策としては、たとえば以下のようなポイントがあります。

  • 中古車販売店で売る
  • 1~3月や8~9月に売る
  • 事前に簡単な清掃をする
  • 小さなキズは消しておく
  • 純正装備をアピールする
  • 複数で見積もりを取る

ディーラーの下取りは、中古車販売店の買取より安い傾向があります。また、自動車業界の決算期や中古車需要の高まる時期は査定額が高くなりやすいです。

複数で見積もりを取ることも重要です。「一括査定で電話が鳴り続けるのは嫌」といった場合も、自分で2~3社ほど問い合わせることをお勧めします。

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