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名車シリーズ

1990年代はバブル崩壊でクルマの志向も変化

1990年代前半はクロスカントリー4WDブームの真っ只中。

三菱・パジェロ、トヨタ・ハイラックスサーフ、日産・テラノといった今で言うSUVが数多く売れました。

1992年には、パジェロが月間販売台数でカローラを抜いたほど、当時は“クロカン四駆”がブームだったのです。

1990年代も後半に入ると、クロカン四駆ブームは落ち着いてきて、新たな潮流が生まれます。ミニバンです。

1994年に登場したホンダ・オデッセイが大ヒット。ホンダは1996年にステップワゴンをデビューさせ、「ホンダ=ミニバン」のイメージを定着させます。

1998年のランキングでは、1位こそカローラが死守しているものの、2位:日産・キューブ、3位:マツダ・デミオ、4位:日産・マーチ、5位:トヨタ:スターレットと、コンパクトカーが独占していて、バブル期までの「クルマ=セダン」からミニバンやコンパクトカーへと、クルマの価値観がガラっと変わったことが伺えますね。コンパクトカーやミニバンへのニーズの高まりから、車種のバリエーションが増えたのもこの頃です。

1992 Mitsubishi Pajero 2500TD 4x4 2-Door for Sale - Cars & Bids