名車シリーズ
~ミニバンブームの火付け役! 低床設計による走りの良さが魅力~

3列シートまであり、多人数乗車を可能としたミニバンは、現在は日本では大人気カテゴリーだが、1990年台前半は、そこまで「ミニバン」が広まっていなかった。
そんな日本市場に1994年、登場したのが初代オデッセイ。
初代オデッセイは瞬く間に大ヒットし、ミニバンブームの火付け役となった。なんと登場の次の年、1995年には、12万5590台を売り上げ、1万台/月を達成した。
当時のホンダは、オデッセイについてこう発表している。
「オデッセイは、多人数で快適に移動できるための新しい空間づくりに、ホンダが培ってきた高性能セダンづくりの技術を活かし、ワンボックス・カーのスペース・ユーティリティとセダンの 爽快な走りや快適な乗り心地、安全性能を高次元で両立。 個々のライフスタイルを大切にしたクルマ選びを志向する方たちの幅広いニーズに応える商品とした。」