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ジムニーを生んだホープ自動車

ホープ自動車というメーカー名を聞いたことがあるでしょうか?

現代で言えばマイナーな車種ではありますが、1950年代から80年代にかけて日本に存在した自動車メーカーです

1967年に完成したホープ自動車のホープスターON型という軽自動車初の4WD車こそがジムニーの原型となったクルマなのです。

1960年代はモータリゼーションの拡大とともに、軽自動車にもさまざまなタイプが登場していった時代。

そのさなかの1968年、常務だった鈴木 修氏が「軽の特徴を生かしたユニークなクルマができないか」「360ccの軽でジープを作れないか」と検討を進めていく過程で、ホープ自動車社長・小野定良氏と鈴木 修氏の親交もあり、スズキはホープスターON型の製造権を譲り受けます。

そして、同車をベースにスズキ製のエンジン、ミッション、デフなどを用いた試作車を5台作成。

その手応えをもって開発が進み、1970年に発売されたのがLJ10初代ジムニーだったのです。

車の歴史を知ると面白い発見がありますね☺